難問を考えるトップページ > 悩んだ時のメッセージ > 一年間の総まとめをするとは
> 1年間のチェック表 (参考のための付録)


  春期の3月から今日までの、一日の過ごし方、
  作業の計画の立て方や行動、考え方を客観的に
  見直し、実際の成果について、考えてみます。

総まとめ、おさらいです。

  春期、夏期、秋期の各季節のポイントは、

  1.気持ちよく行動を開始出来たかどうか。(春期)

  2.継続して出来たかどうか。(夏期)

  3.難問に対する解決方法を考えたかどうか。
                (秋期)

でした。冬季に入る前に、
 ここまでを、詳しく、振り返ってみます。


  何よりも、まず、春期に始めた時のように、

  1.気持ちよく行動を開始していたか。

    気持ち良く行動を起こし、作業を始める工夫を
    していたかどうかということです。

    気持ちよく行動や作業を開始するのが継続の鍵です。
そのためには、作業に入る前に、気持ちを
前向きにする工夫が必要になってきます。

    どのような工夫があったのか、もう一度、
    春期に書いたことを思い出してみます。

    深い呼吸をする、運動をする、買い物など、
    具体的に、色々と書いてみました。気持ちが
    前向きになって、初めて集中して行動に手が
    つけられるようになります。

    自分にとって心地よいと感じる刺激を知って、
    その刺激を足場にして、気持ち良く行動を
    開始することです。

    リラックスして、集中の出来る状態や環境を
    整える工夫をすること。気に入った音楽を
聞くのも良いのです。

    嫌々しようと思えば、何も準備は不要ですが、
    楽しい気持ちに持っていく工夫を、習慣に
    しておくと、たとえ作業を始めるのが気乗り
    しない日でも、作業を進めることが出来ます。


  次は、夏期に書いたことを思い出してみます。

  2.継続して作業を続けられたかどうか。

    小さな行動の積み重ねが、大きな変化になります。
    単純なようですが、コツコツと作業をすることです。

    そのために、役に立つ習慣がありました。

    作業を進める中で、毎日を振り返る習慣を身に
    つけられたでしょうか。こまめに記録をつけて、
    一日を振り返る作業が、明日への土台になるのです。

    進むことばかりに気をとられていると、着実な
    進歩は望めません。

    こまめに振り返り、整理をすることが、次の日
    作業をするための準備になります。

    もう一つ、大事なことがあります。
作業時間は、始めは、短くする方が良いのです。

    作業を集中して出来る習慣が出来てから、初めて
    作業時間を延ばすようにしましょう。

    人間は、意外と、自分が考えているよりも、
    飽きやすいものです。長くすると飽きてきます。

    理由をつけては、作業を中断したり、投げ出す
    口実を、無意識のうちに、考え出しているものです。
  
    まとめてみますと、

    作業は、短めに切り上げること。作業の記録を
    つけておくこと。そうすることで、だんだんと
    継続する力がついてきて、効率よく、集中して
    作業が出来るようになります。


  そして、秋期に書いたことですが、

  3.難問に対する解決方法を、しっかり考えたかどうか。

    問題を自分の力で解決できると、自信になります。
    自信が、次の問題を解決することの助けになります。

    そのうちに、自分が自信を持てる、解決方法の
    型(パターン)を見つけられるようになります。

    難問を解決できた人は、さらに、自信がついて、
    そう簡単には諦めない、しぶとい性格になるのです。

    反対に、難問を放り出した人は、次の難問でも、
    見ただけで、無理だと諦める習慣がつくのです。

    そして、その内に、自分への自信もゆらいでくる
ようになっていくものです。


    秋期では、難問へ取り組む姿勢や、心構えを
考えました。

    何も考えず、がむしゃらに進むだけが、一番の
    良い方法ではないところが、面白いところです。


    難問にぶつかった時には、それまで、ある程度の期間、
継続して挑戦してみた後は、一度頭の中を
空にしてみます。

考えることを、一旦、止めてしまうことです。

    #そんなことをして、今までの苦労が水の泡に
     ならないだろうか。

そう考えた人こそ、この方法(中断)を試してみます。

頭は、考える道具に過ぎません。道具に振り
    回されないようにする必要があります。

    幸い、人は考えることを、自分で止めることが出来ます。

    疲れたときには、考えるのは止めましょう。
    または、他のことに意識を向けてみましょう。

    こうした、メリハリのある、難問の解決方法を
    体で知っておくと、一つの問題にとらわれて、
    全体が連鎖して転覆するのを防ぐことが出来ます。


  ここまで、春〜秋にかけて、書いてきたことを、
  まとめて、連続して振り返りました。

  春夏秋で、たった、3つの基本でした。

  もちろん、100%出来ている必要はありません。
  部分的にでも良いのです。大事なことは、不十分
  でも完璧を求めずに、繰り返し継続して出来たか
  どうか、その方が重要になります。

  短時間でも、集中して、ポイントを押さえながら、
  繰り返し作業を続けていると、「連続性の不思議」が
  働いて、予想もしない大きな成果が出るとことも
  よくあります。

  ”連続性の不思議”を信頼して、結果はどうなるか
  分からない部分がありますが、コツコツと作業を
  慌てず、焦らず、続けて進めていきます。


  さらに、もう一歩深く、総まとめをしてみます。

  1〜3の項目を、100点満点で評価したら、
  今年は何点ぐらいになったでしょうか。
  合格ラインは、一応70%としてみます。

  今日一日だけ、最高に頑張ると、明日はそれ以上
  には頑張れないでしょう。肩の力を抜いて、今ある
  力で70%を目指して、明日につなげた方が
  結局は早道になります。

  余裕のある人は、是非、今日の日付と、コメントと
  共に、作業日記に記録してみましょう。


  その気になれば、たった1ヶ月でも、30日も
  あるのです。ひと月でも、点数が変わるかも
  しれません。

  そして、覚えておける人は、来年、年の暮れに、
  また、同じように、点数をつけてみます。

  その時に、昨年の点数とコメントが残っている人は
  幸いです。なぜならば、自分の変化を知ることは、
  大変役に立つことだからです。
 
  この際、点数が、良くなったか、悪くなったか、
  あまり点数の上下には気をとられる必要はありません。

  大事なことは、今の状態をより良い状態にすること
  です。今の状態が、良くなれば、これから少しずつ
  将来は明るい方に向かうはずです。

  もっと言えば、結果が、前の年より良くなくても
  あまり落ち込まないことです。正直な比較が大事。
  自分の変化を知ることが、一番大事だからです。
  点数が良くないことは、改良の余地があることです。

  この、採点記録は、家の大掃除や、家計簿の
  チェックと同じです。細かく見ると、もう少し、
  丁寧に項目を分類したり、整理しながら、総点検
  して見る方が効果的でしょう。


  一例として、簡単な、総点検の表を書いてみました。

  プリントして記入してみるのも良いですし、
  試しに、眺めてみるのも良いでしょう。

→1年間のチェック表(2008年2月20日最新版)
    http://ashita.yu-yake.com/check1.htm

  チェックする項目については、個人的に考えて
  みると、さらに良いものになります。

  人それぞれ、境遇や、環境、生まれ持った才能、
  身体的特徴や能力など、すべてが違っています。

  ここは、抑えておきたいという、項目を加えます。

馬鹿馬鹿しく思えても、意外や、結構役に立つ表です。

  忘れてはならないことは、”自分の持っている、
  制限の中で ”どこまで、適応して作業を極める
  ことが出来たかということです。

  もしかしたら、一般的にはハンディーと言える
  かもしれない、自分が置かれた今の状況の中で、
  どこまで工夫して対応し、厳しい環境に適応する
  ことが出来たか、人との比較よりそれが大事です。

  そうした、特殊な、そして、厳しい状況に対して、
  どれだけ自分で工夫して対処が出来たか、一般的な
  チェック項目に加えて、自分の持っている力を、
  最大限、有効に使っているかどうか、考えてみる
  きっかけに使ってみます。

  普段は眠っている、本当の実力が目を覚まして、
  発揮されるという時は、そうした、特殊で厳しい
  状況に対する時であることが多いものです。

  自分の本当の力が試されるのは、そういう時です。


  点検表は、あくまで参考までの一般的なものです。

  自分の長所と短所を、人と比較して、客観的に
  確認することは大切ですが、同時に、自分にだけ
  当てはまる、特殊なチェック項目も加えて、細かく
  評価をしてみます。

  その中で、きっと、自分がこだわりたい価値観が
  見つかると思います。それが、実は裏を返せば、
  心の財産、宝物となるものでもあります。

  障害にぶっつかっても、自分の行動の原点である、
  価値観、こだわりを確認し、たとえ厳しい制限の
  中であっても、工夫してうまく対処する中で、
  万全の状態とは言えなくても、十分に、満足感が
  得られることが良くあります。
  
  季節の節目に、定期的に総まとめをしておいて、
  来年の今頃、再び、その記録を振り返えることは、
  計り知れない効果を生み出すものです。


  チェック表は、1年のある時期だけ活用すれば
  十分と言うものでもありません。

  もう少し進んだ使い方を紹介します。
自分だけに特殊と言えるチェック項目を入れて
作った点検表を、
  朝、晩に見るのを習慣にするということです。

  どうして、朝、晩が大事なのかですが、気持ちが
  比較的安定していて、雑念や、外からの刺激が
  少なく、集中が出来るからです。朝、晩にお経を
  読んだり、礼拝することと同じ効果です。  

  朝起きた時、寝る前の過ごし方は大事です。

  朝食を抜くと、一日のリズムが狂う理由のは、
  就寝中に栄養が不足してしまった脳へ、栄養が
  十分に補給されないからです。

  朝食を摂るか、どうかについては、胃を始めと
  した、消化器官を休めるという意味で、午前中は
  なるべくものを食べない方が良いという場合もありますが、
早寝早起きを、生活のリズムにしている時に、
食欲がある時には、適当な朝食を摂ることで、
頭の働きは、随分と活性化されるはずです。

  また、朝早く起きて、心が静かな間に、お経を
  読んだり礼拝をしたり、冥想をすることも、
  習慣になれば、良い生活のリズムになります。
  心を集中させている間は、一時的ではあっても
  ストレスや雑念から、頭が開放され、感覚も甦ります。

  ヨガには、合掌礼拝法(がっしょうらいはいほう)
  というものがあります。朝日や夕日を眺めながら、
  (または、そのようにイメージをしながら)
  両手のひらを合わせ、背筋を伸ばして、太陽から
  恵みを受けるようなポーズをとる浄化運動です。

  →朝日と夕日のイメージ写真
  http://homepage2.nifty.com/totto-ohnaka/sunrise2008.htm

  決まった時間に、身体を動かす習慣をつけるのも、
  生活のリズムをつくる上で、役に立つことです。

また、何をするにも、姿勢が大事です。
  お経を読んだり、冥想をしたりする時のように、
  朝と晩に、チェック表を眺める時には、姿勢と
  呼吸を整えてみましょう。

  調子の良い時にもありがちですが、心を込めずに、
  いい加減に、片手や手先で、作業をすると、
  失敗して、事故にもつながります。正しい姿勢で
  心を込めて、きちんと”両手で作業をする”のを
  心掛けておくと怪我も少なくなり、安全です。

  チェック表を眺める時には、正しい姿勢で、
  呼吸を整えてからみるようにします。

  姿勢を正して、朝と晩に、自分の行動を振り返る
  習慣が出来れば、生活全体に、非常に強力な
  リズムが生まれます。

  心や気持ちは、姿勢と呼吸に合わせて落ち着いて
  くるもので、自分を取り巻いている環境や状況は
  変わらなくても、気持ちが変われば、状況までが
  変わって見えてきます。

  そうなれば、良い発想も出やすくなります。

  自分のチェック表を作成し、チェック表に書いた
  ことを、毎日見るという習慣をつけること。  
  好ましい、強力なリズムに従って一日行動する
  ことで、目指すものが見えてくるでしょう。
  
  一日の行動目標が出来れば、週間目標、月間目標
  一年の目標、人生の節目での目標、自分の人生に
  とって、望ましい方向性が見えてくるでしょう。


  目標や計画を立てる時の注意点を書いて見ます。

  日常の生活では、忙しい日が続くと、小さな雑事に
  目が向きすぎたり、手が精一杯になってしまって、
  大きな目標を見失ってしまう傾向があります。

  目の前の小さな雑事を、しっかりこなすことは、
  非常に大事ではありますが、雑事に目を奪われて、
  そのために、大切な大きな目標や、人生における
  長期的な目標を見逃してしまっていては、日々の
  せっかくの努力も、活かされません。

  雑事というものは予想がつかないものです。

  その予想外の出来ごとが、日々起きてきます。
  しかし、予想外のことでも、自分にとって将来、
  必要であることも多いのですから、ある程度、
  余裕を持って対応したり、計画の修正もあり得る
  ことだと想定して予定を立てておくべきでしょう。

  予想が出来ないことが続くことを言い訳にして、
  大きな目標や計画は立てないというのでは、
  長期的に見て、もったいないことです。

  時々、今のあり方を振り返って、大きな目標を
  思い出すようにしてみます。


  テレビの番組構成もそうですが、年末の季節は、
  なると、全てにおいて、1年を振り返る雰囲気
  に自然となる頃でもあります。

  そうした、年末を振り返る、独特の雰囲気に合わせて、
自分の一年間の行動を、総ざらえして記録してみます。

  自分なりの評価項目を表にして、数年間、続けて
  評価をしてみます。簡単なものでも大丈夫です。

  数年経てば、ああ、あの時はこんなだったのかと
  我ながら驚き、気が付くことが沢山見つかります。


  ところで、PDCAサイクルというものを
  ご存知でしょうか。聞いたこともない方のために、
  簡単に、紹介してみます。

  P(プラン:Plan)計画のことです。

  行動を起こす前に、計画を立てることです。
  初めは、あまり、大きな計画でない方が良いと
  思います。小さな、けれども実現が可能な計画の
  方が、実際に行動に移しやすいからです。

  一旦、行動を始めれば、うまく行かないことが
  多少はあっても、その都度、良い解決策が見つ
  かることが多いからです。  

  D(する:Do)試し、実行のことです。

  とにかく、思い切って行動をしてみることです。
  ポイントは、長くは行動しないことです。
  短く、そして、集中的に行動することです。
  短く行動すると決めると、自然に、集中力が
  高まり、行動の質が上がります。また、視点が
  固定されないため、アイデアが次々に湧きます。

  C(チェック:Check)確認のことです。

  行動しても、効果が上がらなければ、ヤル気が
  しぼんでしまいます。小さな成果でも、効果が
  見えれば、さらなるヤル気が湧いてくるものです。

  けれども、結果が良くない時でも、確認は必要です。
意外なことですが、うまく行っていない
  時のほうが、原因を考えれば、飛躍のヒントを
  見つける機会になるものです。

  A(アクション:Action)行動のことです

  前の、確認(チェック)の段階で、作業の改善策を
  見つけた後は、実際に、改善して次の行動をとります。

  計画どおりには、行かない問題の原因を見つけた
  だけでは、不十分です。より良い成果を上げるため
  には、”反省に基づいた行動”が必要になります。


  以上が、PDCAの各項目の説明になりますが、

  ポイントは、”Aに来たら、再びPに戻ること”、です。

  このPDCAのサイクルを”繰り返す”ことに
  よって、作業内容が徐々に改善され、成果が
  だんだんと見えてきます。

  日常生活の中で、自分の行動が、PDCAの
  どこに当るのか、考えてみたり、記録して整理
  すると、貴重な体験になると思います。

  →PDCAサイクルの実際の例です。

   オフィスの環境を良くするというテーマで
   色々な改善を繰り返しました。
(ちょっと、小さな画像ですが・・・)
  http://homepage3.nifty.com/kakushin/topic.htm/


  以上、長くなりましたが、

  「一年間の総まとめをしましょう 」というテーマで
  書いてきました。

  冬期の3段階目に当たり、折り返しとなる、この
  部分は、「起・承・転・結」の流れでは「転」の
  部分にあたります。

  「転」の部分は、特に大事な部分です。

  その理由は、

  ”今までの流れを変える”ことによって、
  ”新しい一歩を踏み出す”ことにもなるからです。

  流れを変えるのは、慎重な作業になります。
 
  そのために、今の状態をしっかりと隅々まで見直し、
  そして細かい部分まで点検をすることが必要です。

  スタートする時と同じように、変化させる時は、
  慎重に足元を固めることが大事になります。
  それは、進む方向をはっきりさせることです。

  「進む方向が、はっきりする」

  このことは、非常に重要なことです。進む方向が、
  はっきりすれば、行動を起こしやすくなってきて。
  行動が起こせば、何かが必ず変わってくるからです。

  変化をさせる前に、まず、今の状態をしっかりと
  総まとめして、足元を固め、進む方向を明るく
  する作業をしてみます。それが、冬のテーマです。